晴天(今年の雨量もやばないですか?)湿度72%
もう本格的な夏がきたような陽気だ、私は起きてすぐクーラーを入れているが、息子はどうやらスケボーをしに行ったようでいない。体力の違いと、大好きなことへの朝からの情熱に涼しい部屋で、汗だくになっているであろう息子たちを想像すると感心してしまう。
運動能力は私も高い方(だった)、今では高さ数センチの段差につまづいたりしている。私が20代前半の時に父に言われた「なんでそんなになっちまったんだ…」が朝から私の頭の中で鳴り響いている。うるさいうるさい。
昨日はアマプラでAcasa 僕たちの家を見た。ブダベストに住むこの大家族は、鶏や鳩が自由に行き来できる、ほったて小屋に雑魚寝し、近くにある池で魚を釣り上げ、それを食べ、その魚を街で売り18年間暮らしている。あまりにも不衛生な暮らしと、身勝手な親たちの子供たちへの学ぶ機会の放棄に、いよいよ行政のメスが入るリアルドキュメンタリーだ。
ネタバレしてしまうので詳しくは書かないが、父親がボランティアからもらったたくさんのクリスマスプレゼントの中に入っていた、絵本を
「こんなものは子供たちに必要ない」
と暖炉に放り投げて焼いてしまうシーンが1番絶句して(おいっ!!)となってしまった。ハイリンヒ・ハイネの「書物を焼くものは、早晩、人間を焼くように」を思い出してしまった。書物を大切にしている私みたいな人間からしたら、理解し難い思想なんだけれど、本が必要ない・意味がないもの、と思っている人も世の中には五万といる。人間の価値観は多種多様なのが当たり前で、それは尊重しなければと思う一方、子供への学びは途切れさせてはいけないとも思っている。何もマサチューセッツを首席で卒業しろ、という極端な事を言ってるんじゃなくて、書く読む計算する、この学びを失うということは収入面でも大きな格差となってしまうからだ。私は学ぶことが好きだ。息絶えるまで知らないことを、たくさん学び続けたい。
学ぶ
ということについて昨日は考えさせられた。この家族が18年前から住んでいたということは、私がブダペストに行った時に、この家族は少し離れたところで、映像で見た暮らしをしていたのか…と思うと、ブダペストの独特な空気や匂いや街並みを鮮明に思い出すことができた。
マッサージで体中の血流が洪水のように循環し、ふわふわなまま久しぶりに百貨店に行き、息子が大好きなスイートポテトを買っていってあげようと2個購入。
あれ、めちゃくちゃ高い…
どうやら1つ290円と思って買ったこのスイートポテト。100グラム290円だったようだ。
大きさが全部違うのに、同じ金額だなんて変な店と思った(中田、お前が変なんだよ)
もう、こんなお高いスイートポテトを買うことは滅多にないだろう。これが大人買いってやつかと下品に手掴みでワイルドにいただいた。
今日も穏やかで、波風少ない心安らかな1日にいたしましょう。
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