晴天。用事を全て終わらせ夕方帰宅、部屋が温室ですぐさま冷房🔛湿度76%
今日は犬ではなく、猫に早朝に起こされ、それからなんとなく寝る気分にもなれず起きて、毎朝のルーティン、深煎りの珈琲を淹れ、息子の（こんな黒い飲み物が体にいいわけないやん…）が頭の隅っこでこだましながら、黒い液体をしばらく眺めては、体にいいわけない飲み物でも私にはこれが必要なんだ、うるさいうるさい…と声をかき消しながら、発送の準備を始めていた。
このブログは当初、絵日記だけの更新にしようと思ったけれど、あれもしたいこれもしたい、欲張りな私は、想いと文字もやっぱり残しておきたいので、余力がある時に絵も載せていこうと思う。決め事はきっちりせずに、緩くがいい。親友とも先日話したけど、緩くて適当がいいんだ。生きてるだけで偉いんだから。40歳も超えてくると生きてるだけで120点になってくる。生きてるだけで仙人だ。作業部屋のカーテンをあけ、植物たちに日光をあて、この時期になるといつも剪定していたガジュマル君の例年にない縦伸びと生命力に（君、今年どーしたん…）と心の中で不思議に思いながらも、畑に行き、野菜の無事を確認し、洗濯物をまわし、忙しない穏やかな1日の幕が明けた。
今日は朝から家を出て、（行かなくては…やらなくては…）と胸の中で沸々としていた用事を4つ!!も片付けれた、もうI'm sooooo happyな気分。しかも、会う人会う人、みんな親切で、笑顔で気持ちの良い対応をしてくれるもんだから余計にHappy。こんなに人に多く会う日は大抵、（君はどうしてそんなに不機嫌で見ず知らずの私に傲慢な態度をとるんだい?）といった人間に1人ぐらい会うのに、今日は会う人全てが心に余裕がある感じだった。まさにラッキーデイ。体もメンテナンスしてもらって、さらに気分が良くなってしまった私は、帰り道にある百貨店へ。
お目当ての食品を手にいれ、今日は頑張ったご褒美を自分に与えてやろうと、初めて入店したお店が当たりだった。ますます気分がいい。
食材にとてもこだわったOKフードなお店だった、余計なものが入っていない食事は胃に落とした瞬間に（軽い、優しい）とすぐ分かる。横では素敵なマダム集団が、楽しそうにユーチューバーの話をしていて、今時のマダムは会話も最先端いってるんだなと感心しながら、美味しく完食。ここでも深煎り珈琲を飲みながら空を見ていて、気分が最高潮に達した私は、迷惑なことを閃いた。
なんだか自分でもよく分からない、めちゃくちゃ嬉しいこの気持ちと感情。
誰かとささやかに共有したい。（やめなさい）誰と？何を？
あっ…駐車場で警備員している60歳は超えてるであろう男性と共用しよう。（知らない人でしょ、やめなさい）そうしよう。（だから、やめなさい）
百貨店入り口にある花屋で私と警備員さんの向日葵を購入した。
先ほど軽く会話を交わした警備員さんが私の方を向いて出迎えの準備をしている。
警備員さん「おかえりなさい」
私「あの、これもらってください」
黄色い向日葵を唐突に渡されパニックの警備員さん。（そりゃそうだろ）
警備員さん「あ、あ、はい。ありがとうございます。」
反応薄いな…（いい加減にしなさい）
一方的に見ず知らずの人間に花を渡して、相手を困惑させ、花じゃなくてパンがよかったかな？などと一瞬思ったが、見ず知らずの人間に急にパンを渡される方が恐怖かもな…とも思って、やっぱり無難な花が1番不気味がられるレベルは低いんではないか…と、（見ず知らずの人に急にものをあげるには何が1番無難なのか…）という哲学テーマが私の頭の中で勝手に繰り広げられていた。
その警備員さんにとって、めちゃくちゃ（迷惑！！）となってなければいいなと思いながら、私のこのとんでもないHappyな気持ちを見ず知らずの人と勝手に分け合いたいミッションは、私の完全一方的な自己満で終わりを迎え、私は今もとても幸せな気分でこのブログを書いている。
SNSから極力離れてる今、人ともできるだけ会わない暮らしをしているので、手紙を書くことも増えた。人との繋がりがアナログに戻りつつある、今回の花を渡すだなんてこともSNS中毒のままだったら思いもつかなかったことだとも思った。
私が見ず知らずの人に花をもらったらどうだろう…うーん…ラッピングされてない野晒しの花だけだっら不気味だな…
そうか、ラッピングだな。
次も誰かに綺麗な
花を渡そう。（もうやめなさい）
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