しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

嫌がらせが激減した話

晴天。ゆっくりめに起きて、珈琲を飲むのに湯を沸かしてる時間、庭に行くと最近毎日見かける、かなチョロ(主に北海道と福島で使われている方言らしい。)が目の前を突っ走っていった。いつものように、そのかなチョロに「おはようございます、今日も暑くなりそうですね。」と声をかける。庭には多種多様の生き物たちが元気に活動しているので、生き物たちにとっては、自由だけれど弱肉強食の過酷な生態系のピラミッドが出来上がっていて、庭を覗き込んでいると、小さくて大きな世界が垣間見れる。かなチョロの背中の上を渡っていく命知らずの蟻、葉っぱの上で休んだり、草の茂みの中で静かに餌待ちしている蛙、お気に入りの花を見つけて花の蜜を吸っている、モンシロチョウ、黒アゲハ、アゲハ蝶。

同じように見える景色も、よく見ると少しずつ変化していっている様は、人間と同じだなと感じ、その静かな時間と自分を重ね合わせて心の雑念を消したりしている。

 

数ヶ月前に使っていない駐車場に、魔除けの塩袋がおもむろに置いてあった。その袋に筆で書いてある文字を調べたら、私が過去に行きたかった市でびっくりしたし、結構有名な寺の塩だった。なぜここに…大家さん以外に見当がつかない。嫌がらせ?用心深すぎる私は、嫌がらせの線も考えてみたけど、こんなでかい袋の魔除け塩をそっと置いていくって、どんな陰湿な嫌がらせだよ…と笑えてきた。私が嫌いな人間に嫌がらせとしてやるならポストいっぱいに塩を入れる。(やめなさい)

 

嫌がらせの話で思い出したことが多々あって、若い時は何度も嫌がらせを受けてきた、調べて犯人が分かったこともあるし、未だに誰がしたか分からないこともある。

大体の見当はつくけれど、確たる証拠がないので泣き惜しみしかできなかった。

何度も当て逃げのような事をされ、悔しい経験をしてきた私は、やられる前に相手の行動を制御させる戦い方も幾度となく学習してきた。

母子家庭で女だからと言う理由で、男からマウントされたり、小馬鹿にされたりすることも数えきれないぐらい経験してきた私は、負けん気が元々強いこともあって、今では間を入れずに(それ、おかしないですか?)と言うこともできるようになった。嫌な経験は、弱らせることもできるし、人間を強くすることもできる。

 

相手を黙らせるためにそこまでやるか??

とても残念なお知らせでありますが、姿を現さず嫌がらせをしてくる陰湿な人間は、そこまでしないと(自分の行動で未来にどう自分や身の回りの人間に不利益が生じるのか想像できない)おバカなので、やりすぎなぐらいじゃないと、相手の感情を鎮火させることも気づかせることもできない。

最初は私も(ここまでしていいもんか)と戸惑ったり、躊躇したりすることが多かったけれど、実践して事態が良い方向に行くばかりなので、

 

やりすぎな罪悪感

みたいな感情に纏わりつかれることもなくなった。

そして

嫌がらせをうける経験が激減した。

 

まず、暗ーいこの地域。まるでバイオハザードのゾンビの侵入を防ぐかのように、家周りにセンサーライトをつけまくった。暗い場所はダメだ、陰湿な人間というものは自分の姿を現さないことに慎重になるから、明るい場所をとても嫌う。

そして、防犯カメラも設置した。(法律上、我が家だけが映るような角度にして)

嫌がらせを真夜中に続けていた陰湿なオヤジに直接言ってから、これを徹底したら、嫌がらせはパタリとなくなった。

 

それと前記事でも書いた

shikakuiyama.hatenablog.com

煽り運転者向けの警告ステッカーを車に貼り付けたら煽り運転がなくなった話。

ステッカーを貼ってしばらく経過するんだが、凄いスピードで近づいてくる暴走車、私の車にピタッと貼り付いて数秒後には、減速してめちゃくちゃ遠くを離れて走るようになるので変な笑い連発で運転を楽しめるようになった。

直接対決をしなくても、言葉や光や(あなたを撮っていますよ)という超ありがたい物がこの世にはたくさんあって、嫌な思いを積み重ねる前に、嫌な経験を避けることはいくらでもできるということも学習できてきた。私みたいにただ意見するだけで(生意気)と言われる女は尚更、戦い方をもっと学ばないといけない。自分の平穏と、理不尽な暴力や人権侵害を避けるために。ただ、平和に生きたいと願っても、行動を起こさないと、とばっちりを食らう世界。

もし今、何か嫌がらせを受けている方がこの記事を読んでいるとしたら、その理不尽な状況から少しでも早く脱出できるよう、心からのエールを送ります。

 

ちなみに、使っていない駐車場にそっと置いてあった、魔除けの塩。

数日前敷地内で、袋が破けた状態で塩があちらこちらにバラバラになっていて思わず「うわぁぁぁああああ」と叫んでしまった。きっと猫かカラスがひきづって持っていき、袋を破ってまたひきづっていったんだろう…これは…さらにどうすれば…な状況を、私は数日、見てみないふりをしていた…が、昨日、邪魔なので塩を蹴ってみたら岩塩のようにカチカチになっていた。とりあえず、全部蹴っぽって畑側じゃなく、アスファルトの道の脇に寄せた。雨が降ってくれれば溶けるだろう。

高確率でそんな訳ないけれど、袋から塩をばら撒いた、これも嫌がらせだったらウケる。

 

一目惚れしたvintageキューピー君、我が家にお出迎え

 

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