後悔なんてもううんざりです

可愛い老犬が我が家に来たことによって、私のライフサイクルは朝昼晩というものが、くっきりと色濃くなり、私に規則正しい生活ってやつを叩きこんでいる。

前犬にできなかったこと、一緒にできなかったこと。

それが多すぎて、私は前犬が亡くなってから考えないようにしても、日々の暮らしの中で後悔が後をついてきていた。

後悔するより、楽しかったことを思い出そう。

そう思っても、ふとした日常の一コマが後悔と重なってしまう。

動物も人間も同じだ。

後悔が胸を燻り続けることを繰り返し、次こそは。と思い返し、燻り続ける。

そして自分の心に影を落とすのではなく、優しくあろう…ありたい…と自分に願う。

玄関で犬と一緒に少しだけ読んで（これは少しづつ読みたいな…）と途中で閉じた。

違憲して戦争参加しようとしてる日本に今住んでいて、ボブマーリーの伝記は心に染み渡り、どうして国ってやつはいつもこうなるんだろう。とため息が出た。

こんなにも幸せな日常は溢れているっていうのに。わざわざ戦争参加？アホの極みかよ。アホかよ。バカかよ。バカなんだろうなっ！！

ジャマイカに憧れていた若い時期にパトワ語事典を読み漁ったり、いつか私はジャマイカの人と結婚するであろう。と勝手に本気で妄想していた小学生時代。

小学生の時に、海外ペンパルなんてものがあって（もちろん紙の文通）第三希望までの国が書けるんだけど、ジャマイカ希望でも、当時はジャマイカに住んでいる人が登録していなかったようで、いつもオーストラリアやカナダといった大きな国のペンパルしかできなかった。

今、大人になり、いろいろな事がインターネットや現地人と気軽に知り合えるようになり、ジャマイカ熱はなくなってしまったけれど、いつか行きたい国ではある。

子供の頃の憧れや大好き。

大人になっても続いてることって誠に貴重だ。

42歳になった私ではあるが、ADHDあるあるみたいで、きっと中身は物凄く幼稚な部分があると自分でもわかっている。

無理に大人のふりなんてした日には、自分が気持ち悪くて違和感でいっぱいな最低な気分になる。

だから私は今日も誰の目も気にせず、犬と田んぼの中を走りまくった。

走って走って走って。

底を剥がし歩いていると、足裏に石や異物を踏んでいる感覚がモロにわかる。

草草履で伊勢神宮に向かっていた人たちはこんな気持ちで歩いていたのか。。。とか、ちょっと飛躍しすぎた妄想をしながら自宅に戻る。

平和、平凡、穏やかな暮らし。

そして

丁寧に生きる。

ということは1日をあっという間に終わらせる。

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