眠気に勝てず、昼寝しすぎてまた少しづつ夜型へと戻っていっていることに気づきながらも贖えない自分。
無理やり寝てみようと離れにあるトイレに行くのに外に出ると、玄関入り口に黄色い光が。
1匹の蛍が周りには仲間の蛍なんていないのに、一生懸命に光っている。
今年は本当に蛍がよく来る。
私がここに住み出してから5年以上。木は切り倒され、狸やハクビシンなどの目撃は増えたものの、我が家の周りは少しづつ生き物たちが確実に増えている。
とても嬉しい。
まだ起きている息子に玄関に蛍がいる。
と教えると出てきて、しばらく玄関で蛍を眺めていた。
しかし、弱っている蛍が一生懸命にお尻を光らせ続けているのに、このままここで誰にも気づかれずに息絶えていくのは可哀想すぎる。
せめて仲間が多くいる場所で。と思い、蝶々のように素手で触るのはきっとダメだと思ったので玄関に置いてあったチラシでそっと蛍を救いあげて、仲間のいる場所へと歩き出したら、息子も後ろからついてくる。
(おぉ、着いてくる)
と思いながら、100メートルほど先の蛍本拠地に行くと、こんな時間でも蛍の群れはお尻を光らせながら頑張っていた。
茂みにそっとおこうとすると、心配性の息子が(飛べないんだから転がっていく)とかあーだのこーだの指示してきて、やっと安全そうな場所に蛍を置くことができた。
蛍はまた強く黄色い光を暗闇に放ち続ける。
仲間がその綺麗な光に気づいてくれますように。
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