チャリンコの視点 - しかくい山　

少しづつ暖かくなり、花粉を全身に浴びながらチャリンコ探索の日々は相変わらず飽きもせずに続いている。

体力がまだザコなので、どうしようもなくきつい。ペダルを漕ぐ足もすぐ疲れを感じるし、息もすぐにキレキレになる。この苦しさが継続的に続けば、10代の頃のようにはならずとも、走ることが苦にもならず最高に楽しかったあの日の感覚を取り戻せるのかもしれない。そう思うと苦しいけれど嬉しくもなってきて、ドM全開モードになっている。

お気に入りの道も見つけた。

車生活が長く、歩くことすら避けていたので、自転車を乗っていると大発見することがたくさんある。

外は家の中より哲学的な勉強の場で溢れかえっている。

自転車で道を走っていて思うことは、横を通り過ぎる車、本当に運転者の性格が出るなぁ…と思わされる。スピードを落としてくれる人。横断歩道がないのにわざわざ停車して道を渡らせてくれる人。自転車お構いなしに高スピードスレスレで追い越していく人。

つくづく思うことは

車は人を簡単に殺せる機械

ということ。

その意識が弱い人は平気で前の車を煽ったりするんだろう。

私はこの手の人たちが心の底から嫌いだ。