しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

死後のこと

今年亡くなってしまった最愛のバディ、犬のケントがたくさんの大切な置き土産を残してくれた。ケントが我が家に来たのは約6年前。

ペットのおうち。の募集を見て、何回サイトを閉じても、思い出して気になる存在の不思議な犬だったことを覚えている。

多頭飼いをしていた持病持ちのご年配の男性が娘さんと世話をしていたようで、娘さんが結婚されてからは1人でたくさんの犬の世話をしていたらしいが、お風呂場で1人で亡くなってしまっていたようで、犬達は人間不在の中、自宅に取り残された状況だったらしい。

 

今思えば、私の前に里親候補としてケントをトライアルした男性がケントを虐待したために、ケントが人間不信になってしまった。そう思っていたけれど、色々と当時の状況を思い出すと、本当に100%それが原因??とは断定できない。

大きなタライにおやつだけが置いてあり、好きなだけいつでも食べれる状態。

散歩のことや、躾のことなど、腑に落ちない点がいくつもある。

 

噛む

吠え続ける

犬と人間と仲良くできない

散歩は猛ダッシュ

おすわりなどの基礎ができない(教えてないからわからない)

自転車、車にも攻撃的

 

保護犬として迎えたケントは、ドッグトレーナーさんなどに何回も頼んでみたけれど、結局最後まで私しか触れない犬として亡くなってしまった。

 

前飼い主が、しっかり犬育てをしていれば、もっと楽しいワンダフルライフを送れたのにな。と悔やまれる。

 

本当に根は優しくて、面白くて、ドジで可愛い犬だっただけに悔やまれる。

 

 

今回、二代目犬とご縁があり我が家に来たドン社長を見ていると、やっぱり犬育ては犬と人間が共存するためには絶対に必要なことだ。とケントを通してたくさんのことを気付かされていて(もし)私が死んでしまったら。ということをケントの時から考えていたので、それをまた考えると、ドン社長なら私にもしものことがあっても、誰かに心配なく託せる犬。そう思えるだけで、私の安堵感は大きい。もちろん、健康でいたいし、死ぬ気もないけど、もしもってことに備えておかなければいけない。

 

犬も人もいつか命を全うする日が必ずくるのだから。

 

犬が来たのに嘘のように静かな我が家。

分離不安で朝夜構わずずっと大きな声でケントは吠えていたし、扉はずっと延々にタコ殴り。

ご近所さん本当にごめんなさい…我が家が一軒家で良かった。

そんなモヤモヤとした気分で住んでいた。

 

ドン社長は色々と人生経験豊富で達観されているようでして、散歩から帰ると自分から家の中に入っていくし(ケントの時はありえない)夜はご飯さえもらえれば満足してイビキをかいて爆睡している。

 

これがノーマルお犬様と共存ライフなのか…

 

あまりにも手がかからなすぎてと思うのはきっと、ケントと比べてしまうからなのかもしれない。

 

私がもしものことを考えて、これからもドン社長と楽しく生活していこうと思う。

ドン社長が来てからオキシトシンが私の中から溢れている。

 

スギナをたくさん収穫した

来訪者が来ても犬が噛み付いたりしないので、落ち着いて犬と一緒に畑仕事もできるようになった。

 

これが平穏というものなのか。

ケントが我が家に来てくれなかったら、こんなことにも気づけなかっただろう。

 

カオスなケントが愛おしい。

 

 

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