しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

財布へのこだわりありますか?の話

また晴天、雨、雨、何処に…昨日から湿度が凄く、エアコンの風量を下げるとすぐ室内の湿度が80%近くになる。そうこう夏の暑さに振り回されてるうちに、あっという間に冬が来るんだろう。こう暑い毎日を過ごしていると、毎年くる寒さを甘く見てしまい、毎年、寒い寒い…と言う羽目になる。今年、使っていたアラジンのストーブがモクモクと煙を出しながら壊れてしまったので、年内中に最低15畳用のストーブを買わなければいけない、あぁ、働きたくない、生きるって大変、人間て大変。

 

今日はお題に沿った内容に。

お題「財布へのこだわりありますか?」

 

皆さんは財布、どんなものを使っていますか?

財布もそうだけど、車のように、その人間の価値を決めるかのようなステータスの1つと勝手になってしまっていて面白いなと思う財布。

 

財布は使えればなんでもいいって人、ミニマリストなので無駄がない極小のシンプルな財布がいいって人、風水的に黄色の財布がいいって人、お金がたくさん欲しいので蛇や鰐の皮を使った財布がいいって人、とにかくブランド財布じゃないと嫌だって人、春に買い換えるのがいいと言われてるので春に買い換える人、財布へのジンクスは日に日に増える一方だ。そうでもしないと財布が売れないんだろう。

思考はタイミングと行動で具現化するので、そのジンクスを信じながら持ってる人は前向きな人なんだろうなと思う。

 

私は15歳の頃から働いていたので、いわゆるマセガキだった。16歳になると、地元のリサイクルストアで買い物中に、シャネルのママと呼ばれている夜の世界では有名なマダムに「あんたなら人気でるわ、スナックで面接しないか?」と言われ、えぇぇ、そのまま年齢を誤魔化してスナックで働いていたりして、大人の中に混じりながら必死に大人っぽくしようと、見栄でブランド財布ばかりを買っていた。特にGUCCI loverだった。今でもGUCCIは大好き。

フェラガモ、マリークワント、Tommy、PRADA、CHANEL、ブランドをまた自分の力で買えた、ブランド持ってる私のステータスって、むふふふ、完全に財布の機能なんてどうでもいい事だった。

 

久しぶりに財布にまつわるジンクスを調べたら、黄色い財布は浪費の元なので買っちゃだめ、という人もいた。黄色は金が貯まるとか、浪費癖がつくから買っちゃダメとか、一体どっちなんだ…今の私の財布に対しての価値観から言えば

 

赤の他人が人の財布の色や形まで、しかも「⚪︎⚪︎はやめとけ」とか命令すんじゃねぇ

 

ウルセェ。

の一言だけである。完全に私の心は他人が決めた誘導的な思考を拒否するものへと変化してしまった。何を持とうが、それは人さまの勝手である。ウルセェ。

 

 

長年使っていた財布は捨ててしまったので、紹介できないのが残念だが、最近まで使っていた私の財布はこれだった。黒の方。

 

 

ダイソーで買った100円メッシュケース

このメッシュケースを使う前は

 

 

これと同じDakota財布を使っていた。

このメッシュケースを出すと、キョトンとする人もいるので、

「あ、これ、私の財布なんです。使いやすいですよ。」

と言うと大抵は笑われるか、逆に気を遣われて

「そうなんですね、いいですね」と、相手は明らかにリアクションに困ったりしていた。

 

どうして急にブランド財布から離れたか?

 

それは

 

世界中の人々の人生を狂わせたコロナ

 

が発端だった。私は物凄く警戒心が強いので、なんだかわからないウイルスの話が出てきた時は、武漢の痙攣する人々にまんまと騙され、なおみキャンベルのように防護服までは着なかったけれど、人混みに行く時は、ゴーグルとゴム手袋までしていた人間だ。外に出れば注目の人だ。人の目線なんて知ったこっちゃねぇ、意味がわからんものには徹底的に防護する/逃げる、が私のスタンスだ。アルコールもドラム缶で買ってしまって、スピリタスなんかも買い占めた。くそ、くそ、くそ、一体いくら使った私。きっと三重県で私は上位レベルで防護を徹底していた人間だと思う。同じく防護しまくる日々を送っていた県外の仲良し友達とは、今でもこれが笑い話になっている。

お金も消毒するうちに、財布への価値観が180度変わってしまった。

 

お金🟰たくさんの人が触れていて汚い🟰財布汚れる

 

あれ…汚れてるお金を入れるだけの財布…汚れるだけの財布にブランド品とか勿体無い

 

 

と。あれあれあれ、コロナ騒動になって、原発事故のように自分の中の凝り固まった価値観がポロポロと崩れ落ちていく感覚、あれ、凄く肩の荷が降りて楽になってく、あれあれあれ。だった。

それからは、この100円財布をずっと使っていた。一度、5万も入ってるのに、トライアルというスーパーのカートに置き忘れてきて、死んだ心で店にUターンしたことがあった。カートが黒だったってこともあり、黒の財布はうまいことカートに擬態化してくれて、そのままカートにいてくれた時の安堵と喜びと言ったら…私はADHDの不注意でストレス過多になっていたり、仕事の疲れが極限状態になっていたりすると、財布をよく置き忘れてくる。無自覚募金でたくさんの人を喜ばせてきた、くそ…

 

今は自宅で仕事を自営でしていて、私の人生と健康が狂いまくるストレスを避けることを1番にして生活しているので、財布を落としたり、起き忘れたりすることは減ったけれど、またストレスがかかるような状態になったらブランド品に目もくれず、首掛け財布を買おうと思う。

 

今は

ナチュラルビューティベーシックの財布

友達が

 

「凄く使いやすいからマイチンにも」

 

と親切に送ってきてくれたファミマ限定のこの財布にハイパーグレードップした。控えめに言って、とんでもなく使いやすい…メッシュケースの100倍取り出しやすい。ありがとうありがとう。

 

多分、この新しい

 

財布なんて使いやすければなんでもいい

 

の価値観は歳を更に重ねても変わらないと思う。コロナ騒動によって、思いがけない自分の中の固定概念がいくつも音を立てて崩れていった。金持ちではないけれど、昔ブランド大好きだった頃よりは、稼いでいる。それなのにブランド品財布には興味がなくなって、100円のメッシュケースを使って満足したりしてるんだから、ほんと人っておもろいなと思う。

 

 




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