しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

中村哲さんの〝荒野に希望の灯をともす〟を見てきた

オンライン予約をしてから長いこと楽しみにしていた、三重県名張市で開催される中村哲さんの

 

 

荒野に希望の灯をともす

を鑑賞してきた。

 

受付のテーブルには

 

満員御礼

 

と赤文字の紙が貼ってあった、入場定員数200名が満員御礼、すげぇ。

ご年配の方が大半だった、その中に10代の子供もちらほらいて、ソワソワしながら上映時間を待っている様を遠くから見ていたら、なんだか嬉しい気持ちになった。

この子達はどう感じ、見終わってから、どう生きようと思うんだろう。

上映前、数人が挨拶をした。日本も戦争に向かって軍事強化を着々と推し進めているのに、自国のことをオブラートに当たり障りなく、話してる市の議員?市長?に拍手なんて私はできなかった。

 

 

今日はもうブログを書いたんだけど、この上映会と哲さんのことは、今の自分の想いが鮮明なうちに書いておこうと思って書いている。

 

会場は上映中、涙涙の大号泣であろうと私はティッシュ(ボックス)1箱をバックに詰め込み会場入りした。上映が始まり、中村 哲さんが出てきてまず私、悲しくて号泣。

所々あぁぁぁ、号泣、終わってから、なんてことを…うぅぅぅ号泣。

会場でこんなに鼻を啜って泣いているのは私だけでありました…ビックラぽんだよ。なんで皆号泣しないんだ…なぜだ…私の涙腺がボッコれてるのか…後ろに座っている息子も泣いているだろうと、ティッシュボックスを渡そうとしたら、涼しい顔で

 

めっちゃ泣いとるやん…

 

と笑われた、えぇぇぇぇ、なんで泣いてないわけ???

やっぱり私の涙腺は老婆をも超える緩さになってしまっているのかもしれない…

 

ネタバレするので詳しく書きませんが最後まで見てよかった。見れてよかった。500円でいいのですか…と申し訳ない気持ちと、ありがとうございますの気持ちをこめ

www.peshawar-pms.com

ペシャワール会にお札を募金させてもらった。

実行委員会の皆様、準備、運営、片付け、本当にありがとうございました。

 

私が今、生きようとしているまさに、情報に惑わされずに、自分がするべきことを淡々と確実に行動する。目まぐるしく出てくる真新しい情報に飛びつく世論とは距離を置く。をストイックに実践している方だった。

生きることは政治だ。

あれ、これ誰が言ってたんだっけ。まさにこれ。お金を使うこと、働き方、生き方、全てが政治と繋がってるんだよね。あぁ、嫌だ。ノンポリになんてなるつもりもさらさらないけど。私は自分の生き方をどんどん確実に変えていくよ。

ドキュメンタリーを見ていたら、私もちゃんと農業やろう…と帰宅してすぐに使ってない畑の一部を草刈機で整備した。

 

戦争や憎しみの連鎖に連帯せず飢餓をまずなくす、飢えさせない、砂漠を森にする、殺し合わずに非暴力で自然を取り戻すこと。

 

我々は戦争には参加しない

 

用水路建設は

生きるための戦い

とアフガニスタンの人々と一緒に用水路を作り上げた哲さんの嬉しそうな笑顔が忘れられない、あぁ、涙が出てくる、どうしてこんなに泣けるのか。悲しい。

 

素晴らしい穏やかな人格者である哲さんがなぜあんな目に…と悔しくて仕方ないけれど、あんな生き方は私では到底できるわけがない、あたりまえだ、私は哲さんではないんだから。それでも魂を揺さぶられた哲さんの思想を、自分の心に宿して生きていくことはできる。

本当にすごい人だなと改めて言葉の重みに私の魂が揺れた。1ヶ月で2億円の募金が集まったのにも納得がいく。

 

生きるエネルギーが湧いてきたらお腹が空いたのであそこへ

帰りの車の中で、息子が反戦を歌う清志郎の歌を流していた。最高にかっこいい。

来週の水曜日から、私の人生が豊かになるであろう、そんな新しいことが始まる。

 

今このタイミングで、暗闇が暗ければ暗いほど、灯火は明るくなる。と言った、自分の信念のためにどんどん前へ進んでいった哲さんの生き様に、生きる希望と灯のバトンをもらった気がする。

エネルギーが湧いてきた、私まだまだエネルギーあるじゃん。ありがとうございます。


www.youtube.com

 




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