好きな事だけをして生きる選択

好きなことだけをして生きる選択。

と聞いて、どう受け取るかは1人1人の、生活環境だったり、心や体の状態だったりが違うので（そんな生き方誰でもしたいわ…）（できるならとっくにしてるわ…）という声がバシバシ聞こえてきそうだけれど

好きなことだけをして生きる

が

好きなことだけをして生きる選択

となったら、少し緩い感じがしないだろうか。

これに似た言葉で、私が嫌悪する人間の著書があって更に嫌悪感が増すので、性悪な私は嫌味を書いておこう。

前に読んだ記事で、自分の顔を表紙にしたり腕を組んでる本だけは買わないようにすると、人生のQOLが上がると書いてあって、あぁ…となる面々が載せられていて、ほんとだ・・・と笑ったことがある。ユニークさを交え確信めいた事を言ってくださりありがとう。

好きなことだけをして生きる選択は好きなことだけをして生きるんだから、ストレスも減り、人生の質も上がるのは当たり前の話なんだけれど、そこに行くには自分の

「私がやらなければいけない」

「⚪︎⚪︎をしなければいけない」

「⚪︎⚪︎したら社会から地域から周りから⚪︎⚪︎されるかもしれない…」

みたいな自分が勝手に作り出してる

思い込み

を壊す作業からしないといけなかった。思い込みと固定概念をぶっ壊す、まずそれから。それが、できてからは世論と世間の狭間から自分を解放することができたので、あぁ本当の自由って自分が縛り付けていたんだなぁ、とも気づくことができた。

自由な時間を手にする暮らしに到達するまでは、ブログでは何回も書いているけれど、自分が発達障がい持ちだと35年間もの間気づけなかったので、相当な炎上人生を送ってきている。

もう本当にめちゃくちゃだ。

よく（破天荒な生き方ですね）と言われたけれど、内心（破天荒な人生なんていらねーんだよ!!）と思いながら生きていた。

15歳から働いていて、職を転々とし、鬱病が悪化し最高潮にやばかった時は、マンションの5階から飛び降りてしまおうか。。。とかフッと思ってたようなブラック労働の社畜だったこともあり、毎日嫌な環境で働き続けることがどれほど辛いことかも嫌ってほどに理解できる。

私が17歳ぐらいからの数年は求人が驚くほどに全くない氷河期時代で、仕方なくスナックやコンパニオンの仕事をしていたこともあるぐらいに、仕事がない、選べない辛さも嫌ってほどに理解している。求人誌を開くと5ページぐらいしかない、なんてザラだった。

今は、あの時に盛大なアイキャンフライしなくて良かった。と思う。

生きてれば笑える日が来る。とよく言う人がいる。

まじでやばすぎて笑えないこともたくさんあるけど、生きてればまぁまぁ良かったな、と思うことはたくさんある。

⚪︎⚪︎しなきゃいけない

って自分が勝手に思い込んでるだけで、急に自分がそれをしないという選択をしても、世の中結構早いスピードで立て直してなんとかなるようになってる。

理不尽な事を毎日イヤイヤ心をすり減らしながら、しょうがなくやる、私がしなくても、結構なんとでもなることのオンパレードだった。あれ？私いなくても、しなくても案外大丈夫じゃん。。。みたいな。介護と育児はそうはいかないけれど、もし心身共に限界が来ているなら、後ろめたさなど感じずに福祉を盛大に利用してほしい。