しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

開拓と人体実験はほどほどに

13時間も寝てしまった。

鏡を見ると、頭に鼻呼吸テープがくっついている。髪はボサボサ、あぁ、情けない姿の私おはよう。

昨日はえらい目にあったね。

 

生き方の実験、物事の実験、体への作用への実験。が大好きな私、昨日は実験の大失敗をした。

 

低気圧、特に台風が近づいていると、私は本も読めなくなるほどに人間力がザコ化してしまう。昨日はそんな感じになってしまっていて、自分の発達特性の不注意も悪化してしまう。

心と脳の同期がどうもうまくいかなくて、ちゃらんぽらんな動作をしてしまう。

そしてやらかした。

 

実験的に飲んでいるセロトニンサプリを勘違いして、いつも飲んでる50mgの倍量飲んでしまったのだ、年寄りかよ…ぐぐぐ。

 

冷や汗と酷い吐き気、やばいやばい…あれほどの吐き気は何十年ぶりだろうか。

倍量飲んでしまったことに気づいても時おそし。

畳の上に横になり苦しむ苦しむ。

調べたら過剰摂取で吐き気などの副作用が出るとしっかり書いてあった。

120%副作用ですね。

 

苦しい苦しい。辛い辛い。あぁ、この痛み、苦しみ、私生きてる。寝る。

横になると楽になる、なんだこれは。おやすみなさい。

 

13時間も爆睡して、胃のむかつき、吐き気も治り、頭もスッキリ清々しい朝。

おはよう私。

副作用のおかげで、概日リズム障害人間を朝型人間に戻してくれた、結果よしとしよう。

肝機能障害にもなる場合があるというんで気をつけよう。良い子の皆さん真似しませんように。

 

今実験しているサプリメントの実験も、ノートに記録として残しておかないといけないな。

 

今、実験しているサプリは発達障がい者の弱い部分、神経伝達物質に作用してくれるようなサプリメントを意識的に摂取している。

今回、誤爆したのでしばらく胃を休ませてあげよう。体が(お前な!)とお怒りだ。

 

ここのところ、草刈りハイになってしまっていて、連日の猛暑の中、もう意地になって草刈りしていた疲れも重なったんだろう。何事もほどほどに、わかっているんだけれど、それが難しいんです。おかげさまで、全ての畑がだいぶ綺麗になってきた。

ツル化の木が根深く根を張ってしまっているんで、それを伐採するのも一苦労。

 

庭の一部を改造して小さな休憩所にしたいので、屋根はどうする、素材はどうする、と考えることが山積み。生きるため、人生を楽しむための開拓。

 

庭や畑が整備されているってのは、心が安らぐので頑張れる。けど、ほどほどにね私。

自分に逐一語りかけていないと、すぐやりすぎてしまう。

 

小林聡美さん主演の映画が好きでよく見るんだけれど、昨日は

 

山のトム

 

という映画を見て心の波風がスーっと穏やかになっていくのを感じた。

東京で文筆の仕事をしている主人公の女性が、訳ありの甥を連れて田舎に移住し、そこに住む女友達とその子供と、4人で自給自足の生活をしていくという内容だ。

もう、それが本格的なのよ。鶏飼ったり、山羊2匹を飼ったり、妥協ということをしない。

とことんやってるんで見てて気持ちいい。

映画リトルフォレストとはまた違った視点の美しい映画だった。

家の中もさっぱりしていて、同じ古民家に住んでいるので、家具と配置センスが良くて参考になった。

 

映画の中の暖炉を見て、あぁうちもそろそろ、極寒の冬に備えなければなぁ…とも思った。

あっという間に夏が過ぎ去っていく。

 

室内用に分けてもらったローズマリーを植え替えた

 

昨日は色の勉強をするのに、大好きな場所へ少し車を走らせてきた。

【美杉】と名がつくぐらいなので、スギ花粉症持ちの私が行くのは、爆心地に飛び込むぐらいに危険な場所なんだけれど、夏から冬は好んで足を運ぶ。

 

太陽光パネルで山が日々切り崩されている様は心が痛む。

こんな斜面に…しかも下には民家がたくさんあるのに、土砂崩れになるだろこれ…と思わずにはいられない光景が多くなってきている。

ここも、金、金、金。

 

人って不思議だ。一人一人はまぁまぁだけど、複数になったり、組織になったりするとたちまちどうしようもないほど愚かになる。戦争が最もわかりやすい例だ。

 

先日読んだ、森さんの文に、ほんまにな…と思った。

 

 

美杉道の駅でお年寄りがつくられてる鴨ラーメン味噌がものすごく美味しいので、1人で堪能してきた。

 

美味い美味い美味い

 

ここも美味しいんだけど、福島の味噌の駅というラーメン屋で食べた、味噌ラーメンと餃子以上の味にこの12年以上出会えてない。開店当初からまだ小さい息子を連れて、よく行っていたんで、ご夫婦とスタッフさんには物凄く良くしていただいた。

原発が爆発してから私たちは福島を出て、大好きだったラーメンが食べれなくなって、その後に店主さんは癌で亡くなってしまったと母から聞いて、とても悲しかった。

 

コロナ禍でも、知人や友達の店が大打撃をうけ店をたくさん閉めてしまった。

原発事故とコロナ禍で思うのは、好きなものをもっともっと食べておけばよかったなぁ…といつも思う。その人にしか作れない味なら尚更のこと。

大企業や裕福層、お仲間しか助ける気がない、今の傲慢な国を考えたらその思いは強くなる。クソッタレ。

 

またパンデミックなんちゃらがと騒いでるみたいなので、私は農作業にやっぱり力を入れようと決めている。庶民同士の分断争いにはもう加担しない。

そんな無駄なエネルギーを使うぐらいなら、大好きな野菜や果物を作ることに専念した方が自分の人生のQOLも上がり、大切な人たちに配ることだってできる、最高かよ。

 

ここのところ急ぎ足になっている私の前を、昨日は名松線がゆっくりゆっくり横切っていった。

 

ガタゴトガタゴト

ゆっくりゆっくり確実に前に進んでいくんですよ。と言われたような気がした。

 

 




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