この【1日の就労時間】の実験については、今まで何回か取り組んできた課題でもあるんだけれど、またこの事についてしっかりと、タスク/スケジュール管理をしていかないといけなくなってきた。いけなくなってきたと命令形に変わった理由としては、自分のライフスタイルの中に【畑仕事】も加わったからだ。
前のようにダラダラと(熱い、もう無理)(しんどい…)といった、体力のなさからくる、(畑仕事は苦行である…)が完全に私の中から消え去った。むしろ、汗をかきなががら動き回ることが気持ちよくなってきた。
生き方は政治と直結している
という認識で自分は生きているので、自主自律を強化することに今は時間を費やしている。
放射能汚染が奇跡的に皆無な我が家の0bqの畑で野菜を作り、自分のできる範囲で無理なく自給率も上げるのだ。
だいぶ前に、大家さんが勝手に庭に撒いた除草剤。農薬の半減期の一覧表をコピーして、撒いた除草剤の成分を調べたら、半減期が1年近くて目がぼやけてきた。見たくなかった…
今年で2年はやっと経過してくれてるから、まぁこのタイミングで庭いじりをまたしだしているのは気分が少し軽くはなる。
野菜などを買うとなると、ここら辺も私的に不安。田舎では頻繁に目にする、除草剤を水のように撒きまくっているお年寄りの割合を考えると、畑にも撒いている可能性大だ。あぁぁ…だ。
体力も戻ったので畑仕事も生活の一部分として定着してきた。
こうなってくると、家で仕事をしていて、敷地内に畑はあるけれど、時間配分をうまいことやらないと、生活のバランスが崩れてくる実感があるので、私の苦手なタスク管理も強化していかなければいけなくなった。
一つのことをする奴ら
今読んでいる人類学の本の中に面白いことがたくさん書いてあって、その中に書いてある、アフリカのブッシュマンの話が今の私のライフスタイルと似てるなぁ…と思った。
ブッシュマンという言葉が現地では差別用語として使われていたというのは知らなかった。
ブッシュは藪という意味でもあるので、藪に住んでるやつ…みたいな感じで比喩されてきた歴史があるらしい。
今は以前より肯定的に使われてきてるけど。
私が小学生の時に、ブッシュマン。という映画がヒットして、内容はうろ覚えだけど凄く面白かった記憶だけはある。
今、ブッシュマンのような狩猟採集民がいる地区は開発プロジェクトが進んでいて、狩猟採集だけで生活している人々はほとんどいないらしい。それでも、都市に出て働いたりはしているけど、労働時間は午前中のみとかで短時間労働が主流らしい。
狩猟採集民は四六時中、マンモスを追いかけてるイメージがあったんだけど、実際は1週間に2、3日ぐらいしか働いていなくて、あとは自分の好きなことだけして自由に生きていたらしい。THE 私の理想の働き方ですね!!
今は生きているだけで、バカたかい税金群が攻めてくるので、なかなかそんな暮らしを実践するのはハードルが高いけれど、それに近づくことはしていきたいなと思っているし、抗いたいなとも思う。
だって働きたくないんだもーん。ゴロゴロしてたい。ふにゃふにゃしていたい。思う存分本を読んでいたい。
誰にも命令されずに好きなだけボーッとしていたい。
人間は税金を払うための奴隷ではない。
ブッシュマンが面白いなぁ…と思ったのは、開発プロジェクトに関わってるような人間のことを
一つのことをする奴ら
という例え方をして呼んでいるらしい、ははは、面白い。
これは、1つの仕事だけをしている会社員のような人たちのことらしいんだけど。
なぜ、そんな呼び方をするかというと、ブッシュマンたちは1つの仕事だけを死ぬまでしていくという概念みたいなものがないらしく、なんでも【仕事】という認識で生きているからだという。
私も今そんな感じで仕事をしているので、ブッシュマンの気持ちは少なからず共感できる。
1つの仕事を死ぬまで続ける人のことを
1つのことをする奴ら
とバカにするどころか、私には到底できないことなので1つのことを極め続ける人たちすごい…とすら思う面ではブッシュマンとは違うんだけど、仕事は分散したほうがいいとは常々思っている。こんな時代だから尚更。
株ではないけどリスク分散しておかないと、1つの縄が切れた時が怖い。
依存度をできるだけなくし、依存先が1つなくなっても、いくつも選択肢が残っているように分散させておきたい。
今、私は絵の仕事とTATTOOの仕事を主にして生活しているわけだけど、よく考えるのが
Q手が使えなくなったらどうするよ自分??
ということを問いかける。
A死にますね、多分。
と回答する自分に、いかんじゃないか…手が使えなくなっても生きていけるように代替え案を用意しなさい。
みたいな感じで、グルグル自分と対話しながら動き回ってるのが楽しい。
UNCERTAINTYの中で生きているんだから。
仕事は仕事と認識するから辛い。仕事は遊びの延長線みたいに考えると気が楽になってくる。だけどそれって組織の中にいると難しい。
やってるふりみたいなこともしなくちゃいけないし、あぁめんどくさい。
昔、組織の中にいた時に、どうしてあんな安月給で一流ホテルマンのような対応を強要されてきたんだろう…と虫唾が走るときがある。
客がブチギレて詰め寄ってきて、話題になってる、スタッフに土下座させるようなことがあれば、スタッフは自分の尊厳を駆使し客に倍返しでブチギレてもいいのに…と思ってしまう。
けど、日本人て怒っていい時に怒らない性質があるなぁ…我慢は美徳、怒りははしたない、みたいな。
客は神様ではない。
ブッシュマンの働き方の文献を読んで、私も今のままブッシュマンのように仕事を枝分かれさせ、リスク分散をしていこうと思った。
今までのようにダラダラと仕事をするんじゃなく、仕事を始めたら集中して5時間やる。をまず定着させてみよう。絵の仕事はTATTOO含め5時間。それ以上はやらない実験スタート。
1日の就労時間は6時間を限度とする。時給は3000円。
ぐらいの世界線が平等にこの世に欲しいね。
で政治家の給料は米と野菜と最低賃金。
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