しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

始めるのは簡単、終わらせるのは大変/良い変化

今までチャリティーアート(自分の絵)を何度か開催して、パレスチナやガザには個人的に、中抜きされない信用できる団体を探し、売上金を振込したりしてきたんだけど、もうそんなチャリティーアートだなんてやっても取り返しがつかない状況になりそうだ。なと思う夜。

壊滅的なあのガザ含めシリア、パレスチナを更に攻撃するだなんて本当にタガが外れてしまっていて狂ってる。もうずっとずっと、パレスチナの方達は長年迫害されてきたのにね。

私や仲の良い友達なんかは、そんなこともあり、スタバなんかは10年近く不買い運動をしている。微力でも決して微力ではないのだ。

 

 

先日見た、中村哲医師のドキュメンタリーの中に出てきた映像を思い出した。壊滅的でもう反撃なんてできる力は残っていない、飢えで苦しんでいるアフガニスタンへの空爆。

人間て本当に恐ろしい。もうたくさんだ。

 

気持ちがどんどん、そっち側に引っ張られないようにと、私はここの所、たくさんの人が亡くなった文章や映像を見るたびに、畑に行っては畝を作り、種を蒔くということを繰り返している。

なんだろうね、自分にとってだけの気休めなんだけど。今まで見てしまった悲惨な映像がコマ送りになるゾーンに入り出したら、種を植え、新しい命が続々とそこから湧き出てくる、そのイメージが私にとっては行動療法みたいなもんになってる。

 

先日読んだ本の中に、民族同士の戦いがある地域で、仲間が敵地に行こうとするのを止める時に

 

「お前が攻撃するということは、私も殺されるということだ。」

 

って言い方をするらしい。その文がとても争いの本質をついていて、分かりやすく胸に刺さった。

攻撃したら攻撃し返されて、世代が変わっても、その憎しみの連鎖はずっとずっと続いて…それはいつ終わるんだろうか。

愛国とかアイディンティティー問題を重視する人口比率が増えれば増えるほど、尚更終わることは難しいだろう。

 

これからまた寒くなるっていうのにね。

自分には何ができるのか、しっかり考えながら、バランスをとりながら生きようと思う。

狭い国土で幸せそうに暮らしていても、世界は繋がっていて、明日どうなるかなんて分からない。

 

 

最近、自分の中でとても良い変化があって、人間の欠点みたいな部分を見て・知ってしまった時に

 

(人間らしくていいなぁ)

 

と思えるようになったこと。

白黒思考で、人の自分の中で許せない欠点なんて見ようものなら、もろに顔に出して(私は今、あなたを猛烈に拒絶しています)って態度をしてしまうような私が、どうして急にこんなことになったのか…自分でもびっくりなんだけど、この数ヶ月、食いあさるように多様な思考の本を読んでいる賜物ではないか…それと、SNSの使用を激減させ、することがなくなったので、しかたなく畑に行ったり、家の改造をしたり、お店作りをしたり、庭を整備したりとバーチャルからリアルライフが充実しだしたからではないか…しか思いつかないし、きっとこれがいい変化に繋がったんだと思う。人間て余裕がないとほんとトータルがダメダメになりますね。

なんだか、思いつきでやり出した実験が、良い連鎖に繋がってて、やったね。である。

 

人の言動を解釈する柔軟性が強くなったことによっても

 

私や誰しもが持つ、人間の矛盾さにも寛容になれてきた感じがする。

誰でも間違うし、昨日言ったことと今日言ったことが違くなったとしても、それは人間だし当たり前のことだし。(政治家は絶対的にあかんぞ)

あれ、この人よくよく考えると適当なこと言ってる…けど、この人は私と同じように、必死に場の空気を持たせようと空回りしてるだけかも。

 

みたいな感じで、いちいち人の言動が自分に突っ掛からなくなった、あれれ。

こうなってくると、もう人と会話しててもあまりストレスを感じない。

きっと、今までの自分はいろんな事や言葉を自分勝手に解釈しすぎていたんだな。

「この人はこんな人だ」みたいな決めつけ。

いかんいかん。

 

息子のおかげもあるな。

息子は私とは正反対で、人付き合いが上手で細かいことは全く気にしない性格なので、息子から教わることがとても多いのだ。はー、そうくるのか!?と毎回驚かされる。

私はガラス張りのような近未来的な家が大嫌いなんだけど(人がいつでも私を見れるような状況がいや)、息子はガラス張りの家がいいらしい。

 

あんた人に見られて嫌じゃないの?

 

と聞いたら

 

「むしろ俺の家を見て!って感じ」

 

と言っているので、すげぇな…としか言葉が出てこなかった。

こんな風に、親子でも価値観は全く違って当たり前なのだ。だから面白い。

 

 

ヒサコさんに頼んでいた林檎タルトを受け取ってきた。

 

画像では分かりづらいんだけど、これ1ピース、手のひらサイズぐらいあるのよ…

70歳を超えているのに、とても明るく元気なヒサコさん。嫌なことなんてあるに決まってるだろうけど、生き甲斐がたくさんあるからだろう、負のオーラなんて微塵も感じない素敵な方だ。いつも会うと元気をもらえる。

 

次は12月だね、楽しみ。

お元気でいてください。

 

帰りはもうお腹ぺこぺこすぎて、飛び込みで地産地消の食材を使っている、定食屋に入ってみたら、当たりの当たりだった。

 

ご飯おかわり自由

日替わり定食、750円。鳥の照り焼きだったんだけど、鳥の皮がパリパリで美味しかった。サラダにミョウガが入っているのがびっくりしたけど、これも美味しかった。我が家でもやろう。また行けるところが増えて嬉しい。

箸がうまく使えないので、やはりこんな時のために(マイフォーク)を常に持ち歩いた方がいいのかもしれんとまた思った。

 

昨日、中村哲さんの功績を後世に伝え続けるために現地アフガニスタンで刊行された絵本の存在を知った。

 

 

 

注文したので、届くのが楽しみ。

 

ここの所、通院だーなんだかんだと、人に会いすぎてクッタクタになっているので、明日から数日家に引きこもって生活しようと思ってる。

 

人がたくさんいる場所は、情報量が多すぎて疲れちゃうね。

犬のケントも今日も少しだけど、つたない足で散歩も少しできたことが嬉しい。

毎日少しづつ、また元気になっていこう。

おやすみなさい。

 

 

 

お読み下りありがとうございました。




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