年を重ねるごとに感じる世間との溝と生存戦略（発達障がい編）

35歳の時に心療内科で検査を受け、自分がADHD優勢型ASD併発ハイブリッドだと知り、6年が経過した。

この6年で私の人生は相当良い方向へ軌道修正し、炎上を繰り返していた人生はなんとか凸凹ながら平穏さを手に入れることができた。まだまだ改善の余地あり。

年を重ねると性格や思考を変えるのは難しいとよくいうけど、私はそうは思わない。

自分を客観的に見えてない、自分が正しいと思っている思い違いなだけだと私は思う。

人を分別し差別しまくる人間に

あなたはレイシストですね。

と言うと、大半（自分はレイシストなんかじゃない！！）とブチギレるんだよね。

人に依存し、人に階級をつけている人間は自分自身が正しいと思い込んでいる。

自分は良い人間だと思われたいのに、人を分別する。その矛盾さに気づいていない。

自分はレイシストではない、と自分で思った時に（ほんとかよ？）と自問自答して生きていたい。

昨日、水平社の破戒という部落差別の映画を見てなおのこと思った。

まぁ、自覚がないレイシストには近づきたくないね、バイバイ。

原因が分かったことをきっかけに、自分で独立し仕事を始めて6年。

自分で独立して仕事をしているというと凄いと思われるけど、1人でしか仕事ができないのでこの選択をしただけ。1人でできる仕事じゃないと、体調を壊し、結果収入が安定しないを延々と繰り返し、それがストレスになって鬱にもなり、最悪アイキャンフライにもなりうる。そんな人生もうまっぴら嫌だし、1人で仕事をする以外、私が生き残れる方法はないではないか…と今の仕事に行きついた。

15歳から35歳まで仕事を狂ったようにがむしゃらにして、ぜんぜん生活が安定しない、でもなんとかしたい、でもうまくいかない。

は自分が発達障がいを持っていて、いろんな感覚過敏を持っていたんだから、頑張っても無理でしたね、お疲れ自分。と自分を労わりたい気持ちでいっぱいになる。

幼稚園児の時から（自分は周りと違う）（こんな場所にいたくない）（つまらない）と感じていて、それが35歳まで人との繋がりにも違和感を感じて生きてきたんだから、正直余生はそのストレスからはもう解放されたいという思いが人一倍強い。

それは年を重ねるごとに感じる違和感・溝のようなものも関係している。

どうしても、世間様は（障がい）と聞くと（見た目）で判断する差別が蔓延している。発達障がい者は見た目が（普通？）なので

「そんな風に見えないですよ」

とパワーワードをもらうことが多いのだ、笑顔でこいつ…うわぁ…となる。

しまいには

「発達障がいは個性ですよ」

「ギフテッドですね」

「皆なんかしらの発達障がいだと思いますよ」

と励ましのつもりの滅多刺しの刑を受けることも多々ある。