しかくい山 

人と極力繋がらない暮らしは不幸なのか?をテーマに生きる。

終いと始まりはピカソとドンシャーリーとパタゴニア

明けましておめでとうございます。

大きな病もなく健康を維持し、大きな考え事もなく、気持ちの波も緩やか、穏やかに静かに新年を迎えられたこと、嬉しく思います。

今年も創意工夫しながら暮らしていきたいです。

どうぞ、今年も緩く健康によろしくお願いします。

 

昨日、自転車にまたがって、家を出発しようとしたら、届くのが延滞していた本を郵便局員さんが持ってきてくれた。年末なのに仕事を増やしてしまって申し訳ないなぁ…と思っていたら

 

(それ良かったら預かっていきますよ)

 

と、私が手に持っている発送物への優しい心遣いをしてくれた。

少しだけ考えて(私は自転車に乗りたい)と思ったので、お礼を言って断ったら、数歩進んで振り返った局員さんが

 

(手に持たれていたので良かったらとおもって、すみません)

 

と謝られた。なんて優しい方なんだろう。年末に人とこうやって優しい会話ができて良かった。それに、以前の私だったら数百メートル先でも車で向かっていたのに。

今は人の善意を断って自転車に乗りたい。だなんて信じられない。

私、本当に健康を取り戻したんだなぁ、、、と嬉しい気持ちでペダルを漕ぎ出した。

 

田んぼ道を謎に自転車で爆走しながら一眼レフで撮影している中年女。

電線から飛び立ったワシは右羽を怪我しているみたいだった。

 

こうやって今年も、晴れの日は自転車に乗って日光と風を浴びながら、視点を変えて楽しもう。良い日課ができて嬉しい。

画材を持ってスケッチもできそうだ。

少し離れた場所にあるヤマト運輸さんの所へも、発送に自転車で行きたいので、リュックを新調しないと。我が家には避難用のリュックしかない。

車をやめ、自転車が生活の軸になると、使い尽くしていたトートバック類は論外になって、リュック一択になる。

肩が痛くならないリュック、すぐに壊れてしまうリュックは子供の時に経験した知恵が私の中でまだ生きている。

1番実用的なのはリュックなんだな。そりゃそうか、避難用にリュックを選ぶぐらいなんだから。頭の中では巨大なリュックから後光がさしている。

 

それにしても、本当に静かで穏やかな正月だ。

 

昨晩は年をまたぐ前に年末最後の彫りをした。

ゲルニカ

ゲルニカの希望のランプにした。

来年はジェノサイドが止まりますように。日本の1月に開会される予定の通常国会で緊急事態条項が押し通されませんように。(あいつらなら周りがなんと騒ごうが押し通すよな)

 

平和な日が続きますように。

と平和と反戦を願いながら彫った。

 

1年最後の刺青がピカソのゲルニカは自分にとっても忘れられない年末になったなとも思った。2023年は格別に特別な1年だった。

 

12時を回る直前にはグリーンブックをまた見ていて、ドンシャーリーの即興と最後のシーンに感動しながら新年を迎えた。大騒ぎしながら新年を迎える。

それが子供の頃からなんか苦手だった。

空気に流され、大声でハッピーニューイヤー!なんて言った日には違和感しか残らない、あの独特な新年の謎の大喜びして叫べな空気が苦手だ。

私は静かな場所で(明けましたね)みたいに呟くぐらいがしっくりくる。

 

その後はBBCのパタゴニアのドキュメンタリーを見ながら(地球すげぇ…)なんて思いながら、なんで私正月にパタゴニアのドキュメンタリーを見てるんだ、とか思いながらも大自然の力に圧巻されながら、人間てちっさ…とか思い知らされ(パタゴニア、私も頑張るよ)とか思えてきていた。

 

年末から読み始めたこれ。

 

 

 

すごくすごく面白い。自分の中の当たり前が壊されていく。

今年も懐疑的に、自分の中の当たり前や、普通を壊しながら、新しい発見と価値観に多く触れ合って生きていこう。

 

1番大切なことは健康死守で。

 

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お読み下りありがとうございました。




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