晴天。エアコンつけっぱなので湿度62%、最高である。
ついにエアコンをつけっぱなしで寝る季節がやってきた。夏の重たい空気と、肌にまとわりつく気持ち悪い感覚が子供の頃から苦手だ。学校のスクール水着が肌に張り付く感じも大嫌いだった。と夏になると、あの気持ち悪かった感覚を思い出す。感覚過敏が多い人間なので夏は疲れる。私の天敵、蝉、お前の耳をつんざく羽の音もだ。ジージー鳴らすでない。近所に引っ越してきた方が、庭の大木を斬りまくってくれたので、今年は蝉が例年より少なくなるかも…と期待。
私は今、2つの屋号で活動していて、その1つが
11DO - 11DO STORE というお店なんだけれど、皆さんはこれをなんて読みますか?
私は(ジュウイチド)としか読んだことがなかったから、昨日息子が部屋に着て
「イレブンドゥー」と読んだ時は、私に全くなかった視点に驚いた。なんかブードゥー教とか魔法みたいじゃないか。横でずっと息子がイレブンドゥーイレブンドゥーと連呼し、洗脳してやるわ、とずーっとその呼び名を横で言ってるもんだから、あれ、てか、外国人がこの文字を見たら逆にジュウイチドとは読まずにイレブンドゥーだな…と気づいたら、あながち悪くないな…と完全に違った視点で私の脳は埋め尽くされていった。
可視から脳に伝達され、それを自己分析する力って面白くて
この11って文字だって、英語のLにも見えるな…と思うと、もうそれにしか見えなくなってきたりする。
私は人と会話することが元々は大好きな人間だ。今は場数を減らしているけれど、自分にはない視点を聞けることが、楽しいし、その人の深いところを知れたようで嬉しくもなる。
11DO - 11DO STORE 気になる方は是非。
庭が、トノサマガエルとアマガエルとカナチョロだらけで、ズカズカ歩くと、生き物大好きな息子が「ちゃんと下見て!」と怒り出すので、脱走し地雷を踏まないように歩く囚人のようだ。
話は変わって、今まで自分が発達障がいということをあえて表明しているのには意味があってしていることなんだけれど、何度も市の職員から差別的な扱いを受けた事があって、先日もこちらの事情も詳しく知らないのに、頭ごなしに差別的なことをされ、昨日は納得がいかず電話で交戦したら、職員の態度が一変して、事態が一気に良い方向に加速した。
生活保護の水際作戦みたいなもんも、障がい者の世界には同じくあるんだな…と深い闇さを感じた。それと、相手の差別的な態度や、圧力に屈することなく、強く物を言える人間だけが、得をしたり、使えるサービスってどうなんだ?とも思うし、障がい者には人権がないんか?と思うことも多々この国ではある。これは、障がい者だけに留まらない話で、私がされた理不尽なことは、私以外の人もされていく可能性が高いということだ。だから私は自分が理不尽なことをされたら、誰かが同じ目に遭わないように戦う癖がついてしまってる。自分で探す力がなければ、役所も国も国民が特になることなんて進んで教えないし、自分の意思をしっかり言える力がないと、言葉の力で押さえつけてくる人間からは理不尽な目に遭わされる。ここでも暗黙のヒエラルキーが存在していて、しかも担当者によって、自分の生活や人生が左右されるんだから、たまったもんじゃない。
常々思うけれど、自分が障がいを持っていなかったら、ここまで障がいについての人権や、差別などについて考えることはなかったと思うし、自分が差別的なことをされた時に、一体どれだけの人がこの人に同じようなことをされてきたんだろうとも考えるし、人間の自覚がない優越思想や差別心をたくさん勉強させてもらっている。反面教師だ。できるだけ傷がつかないように、自分は障がい者だと名乗れない人が大勢いることも、とてもとても理解できる。
うちは長い事母子家庭なこともあり、強くなければ生きていけないこの世界で、どんどんどんどん芯が図太くなっていってる、自分が思うがままに、好きなように、誰に何を言われようと、自分の人生だ、このまま楽しい方へ、行け行け私。