ゴミを捨てた帰り道、顔を真上にあげたら、星空満点の夜。
あまりにも満点で、うわぁ…と声が出ていた。
今日はスーパーで買い物をしていたら、前から向かってきた女性が思いっきり私の肩にぶつかってきたという出来事があった。男性とだったら今まで何回かあったけど、女性とは初めて。しかも、私側に向かってきてぶつかってきて、ぶつかった後は何食わぬ顔で通り過ぎていく様に瞬間的に舌打ちはでたものの、まさかの当たり屋との遭遇に唖然とした。
向かってくる雰囲気で嫌な感じはした直感以上に嫌な予感は的中してしまった。
物凄く、1日を台無しにされたかのような気分になったので、気を取り直すべく知人のお店に顔を出しに行った。
お互い、興味がある共通点を持っているので、その話をずっとしていたら気分が良くなってきて、店を出る頃には私の機嫌はすっかり回復。数十分前までは(なんなんだよ一体!!)と腹が立っていた気持ちもどうでも良くなっていた。
嫌な気分、台無しな気分になった時は、早急に自分を回復させてくれる、居心地の良い者に会いにいくか連絡をするべし。
だけど、自分がこんなことがあったと、一方的に愚痴をこぼすべからず。
その話題ではないことで笑うべし。
すっかり、知人に背中を押してもらうような言葉をもらい、あぁ私が言ってることって3年先のことを言えば鬼が笑う。まさにこれだなぁ。と思った。
のらりくらりと言い訳を用意し、自分を誤魔化してきたことはずっと自分で気づいていたのに、ずっとそればかりをし続け、他のことをおざなりにしてきた。なんだかそれを見透かされているような気分になった。
はっきりと言ってくれる人はありがたい。
少しづつ少しづつ、ケントの死を無駄にしないようにと、今まで後回しにしてきたことが整理整頓されてきている。
そうゆう時期なんだろう。人生を変える時期がやってきたんだ。
大きなターニングポイント。
私が私らしく、楽しめる場所や仕事は自分で作っていけばいいんだ。
誰も止めるものなんていないんだから。
止めているものは私しかいない。
人生は
やるか
やらないか
たった2つの大きな選択の繰り返しのみ。
自宅に帰った数分後に友達から電話がきていることに気づいて、2時間ほど、状況報告や言いたいことを言い合って、たくさん笑って、すっかり肩アタック女の事は笑い話になっていた。
こうやって、嫌なことがあっても気分がリセットされる友がいること、本当に幸せでありがたいことです。ありがとう。
ポストを開けたら注文していた英和、和英辞典とNドットのヘアワックスが届いていた。
今年は英語の勉強もしっかりやり直そうと、一生涯使える事典を買ったのだ。
辞書が子供の頃から好きだ。小学生の時に自宅から3キロほど離れた場所にあった本屋に自転車で行っては、レジ横に置いてあったミニ事典を少しづつ集めていくのが、楽しみであった。あの時を思い出すと、景色、匂い、質感、本屋の主人、行きと帰り道の坂の辛さ。
全てを鮮明に思い出し、気分が良くなってくる。
今でもそれは色褪せる事はない。本当に幸せな時間だったんだろう。
何かに本気で色々な事に夢中になっていた小学生時代は、今も地続きで私の生活を助けてくれている。そう考えると、学校生活は1度も楽しいと感じたことがなかったけれど、小学生だったあの一瞬一瞬の私の選択は無駄ではなかったんだと思えることが救いだ。
自分の今選ぶ選択の1つ1つが未来の自分を少しづつ形成していく。
未来の自分が過去の行為と繋がっていると感じた時が嬉しい。
しばらくは家の改装と掃除と断捨離とで時間が過ぎていきそう。
それもとても楽しい。
家の中がどんどん綺麗に、どんどん物が少なくなってきている。
(今した方がいいと思いますよ)
知人の優しい口調の言葉が私の背中をぐんと前に押し出してくれた日。
友達と爆笑して人との言葉の投げ合いで助けられた日。
言葉の力ってすごい。
主に小さな原画を「メルカリ」で販売してます
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