怒涛のマルシェも無事に終えることができた。
毎回マルシェに参加して思うのは、始まる前は辛いしかないのに、終わると必ず(参加して良かった)と思えることだ。今日はお客さんが来るので、委託で参加させてもらった。最後、撤収作業をするため30分ぐらい会場にいて、久しぶりに話せた人たちも数人いて、本当にまた会えたことが嬉しかった。
そして、毎回終わって思うことはたくさんあるんだけれど、その中の1つ。
凄い絵ってなんだろう…
誰が見ても
上手い
と思う絵?
その定義ってなんだろう。
アートの定義ってすごく抽象的でイメージが湧いてこない。
私は自分が死んでから有名になるような画家には絶対になりたくないと思っている。
生きているうちに稼ぎたいし、自分が作り出して得たお金は生きているうちに、自分が使いたい。
なので、バスキアやゴッホ、モネたちを勝手に憐んでしまう。
この偉人たちも、さぞかし、生きているうちに金持ちになりたかったことだろう。
それと、ジミー大西さんのように、時給換算したら描いた絵は数十円だった。
という時給換算のイメージは常に頭の中で動いていて、どんなに時間を削って、どんなに素晴らしい絵を描いても売れなければ、私の中で意味がないものになるし、時給換算で数十円にしかならないものへ情熱と時間を注ぐ余力もない。
簡単に言えば、私は生活(しなければいけないために)絵を描き続けている。
今日のマルシェで、数時間かけて描いた絵も数点持っていったのに、
数分で描いたこの、ふざけたキャラクターが1番売れた事実に肩の力が抜ける。笑
アートフェスでもない、一般マルシェと紙もの作家の相性はとてつもなく悪いことは嫌というほどに理解しているし、(委託でもそう)、売り上げなんて雀の涙なんだけど、今日みたいに作品を手に取って(なにこれ。笑)って笑ってくれるお客さんの顔を見ると、原点に戻れる。
何これ?と惑わす、ふざけたものをたくさんこれからも作ろうと思った。
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