昨日は行動と脳の癖っておっそろしいなぁ…と思うことがあった。
デジタルデトックスを数ヶ月実践しているけど、徐々にスマホに触れる時間も増えているし。毎日の習慣化した行動と特に情報がすぐ取り出せてしまうスマホはなかなかに手強い。
昨日は予約していた美容室に行き、藍染めをまたしてもらう予定だったんだけど、ヘナ染めに変更してもらった。とにかく、髪を宇宙人のようにしたい。（会った事ないけど）
ここでは、髪を一旦金髪まで抜いてから色を入れるので、とっても綺麗な仕上がりになる。
今回は緑の髪へ変身。
ここに来て、美容師さんと話すことも楽しい。美容師さんて（いろんな情報を持ってる）って勝手な固定概念があるだけに、情報のアップデートみたいなものをある程度備えなければいけないだろうし、今は人と関わることを極力控えてる私なんかからすると、リスペクトな職業。
TATTOOの話の経緯も聞けて良かったし、ありがとうございます。
気持ちがとても嬉しかったです。
白いようなグレーのような、薄緑のような、薄水色のような金髪緑色になり（おぉぉおおおお、宇宙人！）と満足げに自宅に帰り、まずしたことが宇宙人with庭の木々との記念撮影。
パシャパシャとセルフィーを撮りまくり、ある程度撮り終え満足し家の中に入り、それでも飽き足らず縁側で、パシャパシャとセルフィー。おぉぉぉ、綺麗な髪、綺麗な私。
そして次にしたことが、インスタグラムに自撮り（目から上だけの写真）をポスト。
ポストしてからじわじわ自分を襲ってくる不快感と嫌悪感。
デジタルデトックスは承認要求とも決別するべくして、実践していることなのに、自分何さらっとやってんの？…と。
・美容室に行ったことを知って欲しい
・髪を特殊な色にしたことを見てほしい
・とりあえず私の頭を見てくれ
ほんげー！！何してんの私、ゲロゲロゲロ。
ポストして10分も経たないうちに、ポストした写真を消去一択で抹消。
あぁぁ、危ねぇ危ねぇ。また元の生活に戻るところだった。
私がこの髪色にしたのは、私が今の私をちょこっといじくって、鬱々とした気分をリセットしたかったからで、誰かに見て欲しいからしたわけではないのに。
さらっと、自然に、当たり前のように自撮りし、誰からも頼まれてもいないのに、自撮り写真をポストしてしまっていたよ、ぐぐぐ。自分の隠れ承認要求に負けてしまった。くっそ。
鍵垢でフォロワーが0とかなら、完全自己満で、自分で楽しむ自分の写真展。みたいでいいけど、フォロワーが1400人近いインスタグラムに投稿ってなると、意味合いが全く変わってくる。
別にここまで徹底しなくてもいいんだけど、どうしても自分の場合は発達特性が絡んで、これが日々の積み重ねとなると厄介なことになるんだわ。人生の質が低下してしまうのね。
自分は承認要求が強い方だと自覚している。
自分がしたくてやることが、いつしか誰かに見て欲しくてやることに、すり替わっていってしまう。そんな生活はもうまっぴらごめんなさい、なので、今はとても注意しながら生きているのに、スマホを持ち歩いての生活は、こんな風に徐々に人を元に戻していってしまう。
スマホは自分がやめれたタバコやお酒なんかより中毒性がある覚醒剤みたいだな。
家の中ではiPad、家の外ではガラケーがベストだと思って長いこと経つけど、なかなかそれも実践できずにいる。結局は利便性が優ってしまう。
この凝り固まってしまっている癖は手強いので、何かをしたいときには
これは誰かに見せたいための行動か？
自分が自分だけで楽しむための行動か？
みたいな自問自答をする癖をつけていかなければいけないな。とも再認識した。
SNSが大好きで20年以上この世界にどっぷり、両足まで浸かっている私が意識を変革させていくと言うことは、もはや千日回峰行に近い。
がんばりやすよ。おっす。
海外とかでは、ガラケーを持つのが逆にクールとなって持ち歩くティーンエイジャーが増えていると海外記事で読んだ。
日本もまたそんな時代になってくれないかな…と淡い期待。
スマホの情報量は私を疲弊させていくので、ガラケーのシンプルな構造がすごく好き。
いつか使える日が来るかも…と何台かガラケーストックは持ってるのだ。
昨日の自撮りパシャパシャしました、で思ったけど、結局人って、誰かに見て欲しい。なんてものを遠くに捨てて、今自分が選択していることが本当にしたいことなんだろうなと思った。
もちろん、生活状況や、金銭状況などあるから、心とお金に余裕があるときの行動。
そこも意識して生活していこうと思える出来事だった。
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